高尾山
7月末、職場のレクで高尾山に行った。私と他2名は午後からリフトで頂上に上がり合流。他の人は朝から登山していた。30名ほどで、うち子供が4人。
12時30分。高尾山口駅を出ると炎天下だった。駅前に川が流れていて涼しそうなのにそれを超えてくる暑さ。音を上げながらケーブルカー乗り場に向かう。看板が見つからず迷った。参道には容赦なく日が照りつけ、かき氷にがっつきたくなる。
乗り場前の木陰で2人と合流し、リフトに乗ることに。リフトはスイスイ急斜面を登っていく。左右の手すりのみで、シートベルトなど安全装置はない。足が長い人は斜面に当たりそうだ。後ろを振り返れば、登ってきた高さに怖くなり、スマホを握る手に汗がにじむ。時折風が吹いて気持ちがいい。側には山百合がぽつぽつ咲いている。
頂上に着いた。フォント好きにはたまらないレトロなリフト乗り場だ。
さらに昇ると、展望台がある。そこのレストランで昼食だ。既に登山組が並んでいた。二時間制の食べ放題バイキングだ。長いテーブルにつき、乾杯した。後輩男子が5歳の男児と仲良くなった。一緒にパズルゲームしたり、帰りに手を繋いだりなんともほほえましい。バイキング飯はこんな感じ。
高尾山の頂上でマカロン。この日は八王子ラーメン、ココナッツミルクタピオカもあった。最初に口にしたのはかき氷だった。
都内が一望できる。埼玉、千葉県まで見える。高尾山の麓にはトリックアート美術館がある。帰りに寄りたい、と言う子供達に先輩が「今生きてるこの空間がトリックアートや」とのお言葉。彼はSNS風顔出しパネルから身を乗り出し、トリックアート風写真を撮るのであった。
下山もリフト。一人乃至は二人で乗車。前にシートベルトがなく、急斜面を下るので怖い。遠くにかすかな雷鳴。
リフトを降りると金の北島三郎像とキティちゃんポップコーンの自販機が迎えてくれた。おもむろに高尾山口駅に向かい、16時には解散になった。駅直結でスーパー銭湯がある。知らずに着替えを持ってなかったのが悔やまれる。翌日の参加者は帰る者、スーパー銭湯に入る者、二次会〜四次会に参加する者があったという。