関西旅行 3日目 京都
7月8日朝、職場からの電話で目が覚めた。よくない。階下の和食ダイニングで朝食の予定だったが、あまりに疲れて眠かったのでギリギリまで部屋にとどまっていた。
チェックアウトし、荷物を京都駅に送る手筈を整える。1000円で送ってくれるのでキャリーケースをロッカーに出し入れするよりお得だ。
三条京阪のバス乗り場に向かう。途中六曜社珈琲店にてモーニング。ここも「恋せよキモノ乙女」の聖地で、第1話で主人公が運命の出会いをしたところだ。彼女が訪れたのは地下一階の店舗で、ドーナツが食べられる。今回は早い時間なので一階の店舗だ。店内は落ち着いた雰囲気で木のぬくもりが感じられる。常連や外国人観光客の姿もある。新聞各紙がずらりと並んでいたので京都新聞を手に取った。一週間後に迫った祇園祭の記事が地元紙らしい。
焼きたてのあったかい厚切りトーストにマーマレードジャムがたっぷり塗られている。さくさくふわふわ。
三条京阪のバス乗り場から一乗寺下り松までバスに揺られる。途中「下鴨アンティーク」に登場した真如堂近くを通る。時間があれば行きたかった。バスに乗ると、有名な寺や美術館、史跡が続くので楽しい。
一乗寺下り松に着いた。宮本武蔵が数十人と決闘した地。バス停から坂を登る。曇り空の下は蒸し暑い。うちわをもらい、汗を吸うTシャツを着ていたのが幸いしたが、山を登るのにロングスカートの裾がまとわりついて苦痛だった。苔むし狸
狸いっぱい山道入り口
七福神
250段ほどの階段を上がれば本殿。途中木が倒れていたので気が抜けない。途中にあるクイズのレベルが高い。
清水寺??
もふもふ
お土産に狸谷のお茶(おみくじ付き)がオススメ。交通安全を祈願してきた。
山を下ると、宮本武蔵ゆかりの神社と詩仙堂がある。詩仙堂の展示物を楽しむには漢詩の教養が問われる。
二刀流。お顔がリアル
詩仙堂。
そうだ、京都、行こう。
さらに山を下る。朝からトーストとゆで卵だけで山に登り、腹ペコだ。一乗寺中谷でお昼。和菓子がたくさん乗ったパフェが有名だが、今回はおばんざいランチを食べる。
昆布が美味しかった!何にでも合う。さらに歩くと一乗寺駅。
本物の叡山電車
京福電気鉄道のってみ?と言われたので遠いけど太秦天神川へ。地下鉄東西線経由。初の京都市中心部左側。
太秦天神川にやってきた
路面電車。併用軌道になったり専用軌道になったり、さながら広電宮島線。ビューゲルがついた車両もあればパンタのものもある。西院で阪急に乗り換えるのだが…
さい と さいいん。
この謎は国立国会図書館のレファレンス事例詳細にも挙げられている。
http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000065691
これ曰く、開業は京福電気鉄道の方が早く、地名の由来は「道祖(さい)大路」から、もしくは西院(さいいん)と呼ばれる建物から、とどっちも存在するそうだ。
京阪で烏丸まで、京都市営地下鉄四条まで歩いて乗り換えて京都駅まで、駆け足で来た。時刻は16時ごろ。八条口で荷物を受け取った。そこから徒歩3分ほど。バスターミナルに近いところに大正湯はある。バスターミナルやホテル、ゲストハウスが近くにあり、旅行者にも便利な立地。床が傷むので、キャリーケースは持ち上げて運ぶよう書いてある。これまた特徴的だ。
レビューはこちら。↓
黒いシャワーというのも珍しいし、さらに仕切りのところのカランってカランしかないことが多いからホースシャワーついてるところが珍しい。あと水風呂の青磁の壺がかわいい。高速バス乗ることあったら行こう。京都駅八条口周辺、アバンティにはしまむらやドンキ、バスターミナルには足を伸ばせるベンチがあるので本当に旅人のツボをついている。
京都駅でお土産を買い、18時半頃の新幹線で帰る。お土産はこちら。狸谷のお茶と干菓子。
今回の旅行のきっかけとなった、イラストレーターのまめ氏の作品「星のうみ」。四季の干菓子をモチーフにした連作の夏。お土産の干菓子に似合うのでご紹介。
ここまでお付き合い頂きありがとうございました。
三条京阪➡︎一乗寺下り松➡︎一乗寺➡︎出町柳➡︎三条京阪➡︎三条➡︎太秦天神川➡︎西院➡︎烏丸➡︎四条➡︎京都
18991歩